10月29日(土)フェボナッチの森でのウォーキング会を予定しておりましたが、雨天のため、病院の関連施設ペペ・メメールにて、運動の効果についての講演と室内でできる簡単体操が行われました。
前半は、星山彩子先生より「運動で健康寿命を延ばそう!」と題し、お話して頂きました。
運動療法は糖尿病治療の基本ですが、その実施率は50%。
しかし、運動を続けると・・・インスリンの効き目がよくなる。運動後、血糖値が下がる、さらに食後の血糖値も下がりやすくなる。糖尿病だけでなく、脂質異常症に対してもよい影響があり、善玉コレステロールが増え、動脈硬化が抑えられる。うつや認知症発症のリスクが下がるなど、たくさんの良いことが!!結果として、寝たきりが減り、健康寿命が延びるという訳です。
運動は、ウォーキングなどの有酸素運動を中心に、筋力トレーニングを組み合わせるのが理想です。
薬を飲んでいる方、インスリン注射をしている方は空腹時を避けて運動しましょう。また低血糖時の捕食を持って、でかけることも大切です。
靴も自分の足に合うよう、ひもで調節でき、靴底に厚みがあって、柔軟性のあるものを選びましょう。
後半は、理学療法士指導のもと、ストレッチ体操、室内でもできる転倒予防の体操を行いました。雨で外を歩けず残念でしたが、みんさん、体を気持ちよく動かしました。運動後は、外で食べる予定だった、きのこ汁を食べ、楽しい会となりました。
これからは、天候の悪い日が多いですが、家の中でもできる運動を続けていきましょう。「継続は力なり」です。運動で楽しく、健康寿命を延ばしましょう。
ひとりじゃない!みんなで考えよう!!広げよう!ブルーサークル!!