当院の泌尿器科は泌尿器の専門医（水野一郎講師）が担当しています。

泌尿器科は腎臓・尿管・膀胱・尿道といった尿の通り道および陰茎・精巣（睾丸）・前立腺などからなる男性性器の疾患を主に扱う科です。高齢化社会を迎えてこれらの疾患はますます増加しており、当院の泌尿器科においても診療日には多くの患者さんが受診されています。特に前立腺疾患の患者さんは非常に多く、前立腺肥大症に対する手術や前立腺癌が疑われての前立腺生検などが行われています。

前立腺肥大症の患者さんにおいては、開腹を必要としない経尿道的な内視鏡手術の施行により、術後合併症もほとんど認めることなく薬物の内服が不要となっています。また前立腺癌の患者さんに対しても、インフォームドコンセントをしっかりと行いその患者さんにとって最も適切な治療を行うよう努めています。排尿に時間がかかる、回数が多い、あるいは尿に血がまじるなどの症状がある場合はもちろん、前立腺癌が心配といった時も遠慮なさらずに当科外来までご相談下さい。さらに男性機能の低下に対しても日本性機能学会認定の専門医が親切に対応しています。